「さざんか2号」納艇

Nov 30, 2012

救命艇写真③_R

先日待望の救命艇型津波シェルターをおさめさせて頂いた沿岸部の保育園に、この日2艇目となる「さざんか2号」を設置させて頂きました。もともと園児と職員全員を守るために2艇の設置を予定していましたが、試行錯誤を重ね、乳児用と幼児用とで乗込む際のポイントが大きく異る事を考慮して2艇の設定を微妙に調整しながら時間差で納艇する事になりました。

この日は朝からとてもよい天気で、大雨だった1号納艇時とは違いとても落ち着いた雰囲気で園児や職員の方に見守られながら「さざんか2号」を設置させて頂きました。
園長先生や造船所の専門家の方々と何度も打合せを重ね、実験し、徐々に形にしていった津波対策が、こうして2艇の全閉囲型救命艇をベースに設計された津波シェルターを設置するという「実際の形」になった事をとても嬉しく思います。沿岸部で生活されながら、3.11以降ずっと大きな不安を抱えてきた園児や保護者、そしてスタッフの方々に、しっかりとした形で答えられた園長先生の直向きな姿勢に大きな感銘を受けました。

園長先生と共に歩んだ一つの挑戦はここで一段落することになりましたが、今後も沿岸部で不安を抱えながら生活し、行政や地域の助けを得られ難い方々の為に、津波対策の新たな選択肢としてこのシェルターをご提案して行こうと思います。

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2号は園庭側に設置させて頂きました。
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園児を優しく包み込むインナーシェル